はずれの一歩

近畿大学通信教育部図書館司書コースを2021年4月から受講し始めました

図書館サービス概論 終末試験回答例(2021年4月入学)

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※ 丸写しや、類似したレポートや試験回答は不合格になる可能性があります。 あくまで参考に、自分の言葉でレポートや試験回答を書いて下さい。

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の順で書いていきます。

※改行をすると間があくようになってしまいました 見づらくてすみません

【設問】

障害者サービスについて、他のサービスとの関連とともに説明してください。

【回答例】

障害者サービスとは、何らかの理由で図書館の基本的なサービスを使うのに困難を感じる人たちを対象としたサービスを指す。公共図書館の使命は住民の知る権利や学ぶ権利を保障することであり、障害者の権利も当然含まれる。

障害者サービスのための資料としては、点字を使って作られた点字資料、音声情報を録音した録音資料、拡大資料、字幕付き動画手話付き動画、布の絵本、さわる絵本、DAISY資料、障害者のためのネットワーク情報資源などが挙げられる。

障害者サービスの内容は様々な障害に対応する必要がある。例えば、視覚障害者など資料を読めない人たちに対し資料を朗読したり補足したりして補助する対面朗読のサービスである。これは高齢者サービスにも通じることではないかと思う。高齢になると視力が衰えることがある。図書館では視力の衰えに対し、パンフレットや案内を大きな活字で読みやすくしたり拡大読書機を置いている。視覚障害が軽い場合や視力の衰えのある高齢者はこれらのサービスを利用することでより利用しやすくなるのではないかと思う。

また、障害者が利用しやすいような環境づくりも求められる。館内では案内表示の点字を増やしたりエレベータやスロープ、手すりを付けることで、利用環境を整備するとよいだろう。車椅子利用でも利用しやすいように書架や通路の距離を十分確保する必要もある。

館外では求める資料を利用者のところへ届ける宅配サービスや宅配に比べて利用者の負担が軽く感じられる郵送貸出サービス、さまざまな施設にいて図書館を利用するのが困難な人々に対し図書館が施設訪問をしたり団体貸出を行う場合もある。

現時点でスロープや手すりなどを設置している図書館もあるもののこれから増加すると言われている高齢者、障害者のためになるべく早く多くの図書館がスロープや手すりなどを設置しより利用しやすい図書館を作っていけると良いだろう。